猫の命を守る!飼い主が知るべき、絶対に与えてはいけない食べ物10選

猫の危険



「これくらいなら大丈夫かな?」
「猫も食べたがってるし、少しだけなら…」

そんな気持ちで食べ物を与えてしまったことはありませんか?

でも、人間にとっては何でもない食べ物が、猫にとっては「毒」になることがあります
特に シニア猫と一緒に暮らしていると、食の好みが変わることもあり、今まで興味を示さなかったものを口にしてしまうことも…!

この記事では、「猫に絶対与えてはいけない食べ物10選」人間との違いも交えながら わかりやすく解説します🐱💡

「知らなかった!」では済まされない、猫の命を守るための知識 をしっかり身につけましょう!


猫が食べたら危険!毒になる食べ物10選(人間との比較付き)

① 玉ねぎ・ネギ類(長ネギ・にんにく・ニラなど)🧅

🥗 人間にとってのメリット: 免疫力アップ、血液サラサラ効果
🐱 猫にとっての危険性: 赤血球を破壊し、貧血を引き起こす(玉ねぎ中毒)

スープや炒め物の「汁」でも危険!
人間は薬味として使うけど、猫にとっては猛毒!

昔の人はねこまんまという名前で味噌汁とご飯を混ぜたものを猫に与えていたといいます。
今考えると恐ろしい組み合わせですよね。
ネギや玉ねぎが入っているし、味噌で塩分も高い。
昔は今のように、猫の体質や生活環境に合わせたフードがなかったので、仕方のないことですが、無知なことは大切な愛猫を危険にさらすことになりますね。


② チョコレート・カカオ🍫

🍫 人間にとってのメリット: リラックス効果、抗酸化作用
🐱 猫にとっての危険性: テオブロミンやカフェインが神経に影響を与え、嘔吐・興奮・けいれんの原因に

「一口くらい…」が命に関わることも!
ダークチョコほど危険度が高いので、絶対NG!

美味しいチョコも愛猫には猛毒!!
美味しいからわけてあげようは絶対禁忌です!


③ アルコール🍺

🍷 人間にとってのメリット: 適量ならリラックス効果、血行促進
🐱 猫にとっての危険性: 代謝できず、少量でもふらつき・昏睡状態になる

飼い主が晩酌をしていると興味を持つことも!
グラスや缶を放置しないことが大切!

猫にアルコールなんてあげないよ〜
と思う方もいるかと思いますが、飲みかけのコップを放置したり、缶を舐めたりと飼い主さんの不注意による事故もありえます。
お酒のコップはすぐに片付けましょう。




④ 生の魚🐟(特に青魚)

🐟 人間にとってのメリット: DHA・EPAが豊富で健康に良い
🐱 猫にとっての危険性: 長期的に摂取するとビタミンB1欠乏症になる可能性

「猫といえば魚」だけど、生の青魚は危険!
加熱すれば問題なし◎

漁協でよく見る猫がお魚くわえて逃げていく姿・・・
食べるものがない野良猫さんたちには大切な食料ですね。
しかし、望ましい食事ではないということは覚えておきたいことですね。


⑤ 生卵の白身🥚

🥚 人間にとってのメリット: 高タンパク・栄養豊富
🐱 猫にとっての危険性: アビジンがビタミンB群の吸収を阻害し、皮膚や被毛の健康に悪影響

人間は「卵かけご飯」OKだけど、猫にはNG!
加熱すれば安全!

卵を食べたがる猫さんは多くないかと思います(ニオイも猫にとって美味しいニオイではないですしね)
しかし、大好きな飼い主さんが美味しそうに食べている卵かけご飯など興味を持って舐めてしまうことなど考えられます。


⑥ 牛乳・乳製品🥛

🥛 人間にとってのメリット: カルシウム豊富で骨を強くする
🐱 猫にとっての危険性: 乳糖を分解できず、下痢や腹痛の原因に

「猫はミルクが好き」というイメージがあるけど、人間用の牛乳を与えるのは下痢を起こして脱水
与えるなら猫用ミルクを!

雨の中、濡れた子猫を拾って牛乳を温めて与えるシーンなどドラマや漫画などで見た覚えがありますね。
そのシーンを鵜呑みにして与えてしまうと、脱水を補正するどころか下痢や嘔吐を起こし、衰弱させてしまうことがあります。
緊急で猫を保護した場合で、お店が空いていないときなどは、砂糖水(水100mlに対して砂糖5gと溶かしたもの)やぬるま湯を与えてあげることで、脱水や衰弱を予防できます。
猫を保護したら、応急処置したら早めに動物病院に連れて行ってあげることが望ましいです。


⑦ カフェイン(コーヒー・お茶・エナジードリンク)☕

☕ 人間にとってのメリット: 覚醒効果・集中力アップ
🐱 猫にとっての危険性: 神経を刺激し、嘔吐・興奮・けいれんの原因に

飼い主のカップに興味を持つことも!
飲みかけのコーヒーは放置しない!

飼い猫は飼い主が口にするものに興味を持つ子がいます。
うちの猫たちも、私のコップに白湯が入っていると、隙を見ては飲みに来ます笑
しかし、その習慣がコーヒーが入っているコップでも舐めてしまうことになると、愛猫に毒を与えることになるので、十分に注意しています。


⑧ ぶどう・レーズン🍇

🍇 人間にとってのメリット: ポリフェノールが豊富で健康に良い
🐱 猫にとっての危険性: 腎不全を引き起こす可能性(犬では確認済み、猫も注意)

猫がフルーツに興味を持つことは少ないが、万が一食べたら病院へ!
ぶどうジュースを舐めた場合もかかりつけの動物病院に相談しましょう。


⑨ 鶏の骨🍗(特に加熱したもの)

🍗 人間にとってのメリット: 鶏肉はヘルシーで栄養豊富
🐱 猫にとっての危険性: 割れた骨が鋭利になり、消化器官を傷つける

骨付き肉を与えるなら、絶対に加熱前のものを砕いて!(基本的には与えないことがベスト)

鳥の骨や魚の骨も昔は猫や犬に与えていたと思いますが、猫にとっては危険な食材です。
消化器を傷つけてしまい、手術が必要になったり命の危険を伴います。
鶏肉を与えるのであれば、蒸したり茹でたりして必ず火を通しましょう。
味付けは不要で、細かく割いてあげると食べやすいですね。
ささみや胸肉などの脂身が少ない部位が、体重管理などにも適していますので、愛猫さんといっしょにダイエットもいいかもしれませんね!


⑩ キシリトール🍬(ガム・歯磨き粉・お菓子)

🍬 人間にとってのメリット: 虫歯予防・血糖値の急上昇を防ぐ
🐱 猫にとっての危険性: 低血糖を引き起こし、最悪の場合昏睡状態に

猫がガムを誤食すると危険!
人工甘味料入りの食品は要注意!

キシリトールに限らずですが、猫がガムを誤食すると危険です。
キシリトールは特に犬に有害と言うことで知られていますが、猫にも危険な可能性があります。
人工甘味料はね子の消化器官が適切に処理できるか不明なため、与えないというほうが望ましいでしょう。
特に小さなお子さんがいる家庭では、お子さんが食べこぼしたお菓子を猫ちゃんが食べると言うこともあります。
そのため、お子さんの食べこぼしたあとなどは、早めに片付けて愛猫が誤って食べてしまわないように気をつけましよう。




2. まとめ:猫と一緒に年を重ねるからこそ、食の安全を守ろう!

🐱 人間にとって健康に良いものでも、猫にとっては毒になることがある!
🐱 特にシニア猫は食の好みが変わるため、今まで興味を示さなかったものにも注意!
🐱 誤食したら、自己判断せずにすぐ病院へ連絡を!

猫と一緒に暮らす私たちも、年齢とともに食の嗜好や健康への意識が変わりますよね。
この前まで、見向きもしなかった人間のご飯に、突然興味を持ち出すこともあるかもしれません。
猫よりも人間の老化のほうがゆっくりなので、愛猫の老化による変化を飼い主が察知して、環境を整えて上げることが大切ですね!
「お互いに健康で長生きできる食事」 を考えながら、シニア猫との暮らしをもっと楽しく、安全にしていきましょう🐾💖


 

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